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Xperia acro IS11S ICSアップデート

Xperia acroはメモリ不足などが原因で日本ではICSアップデートはされませんでした。
しかし、海外では同シリーズの端末がICSアップデートされているため、
おなじみのftfを焼くことでIS11SもICSにアップデートできます。
ただし、auとは仕様が違うためデータ通信はできないようです。
Wi-Fiは正常に使えます。

必要な物:
IS11S 4.0.1.B.0.112のftf (ICSアップデート用)
LT18i 4.1.B.0.587のftf (ICSアップデート用)
LT18i 4.1.A.0.562のftf (root取得用)
Rooting Toolkit for Xperia 2011 ICS

1. IS11S 4.0.1.B.0.112のftfをzip書庫として開き、
loader.sinとamss_fs_akane.sin(もしくはamss_fs.sin)を解凍します。

2. 解凍した二つのファイルをLT18i 4.1.B.0.587のftfを開いて追加します。
その後ftf内のamss_fs_ayame.sinを削除してください。

3.ファイルを変更したLT18i 4.1.B.0.587のftfをFlashToolで焼きます。
このときWipe Dataをしないとブートループになる可能性があるので
事前にデータをバックアップして必ずWipeの欄は全てチェックするようにしてください。

成功すれば起動時のロゴがSONYに変わり、ICSになります。
ここからはroot取得です。

1. IS11S 4.0.1.B.0.112のftfから解凍したloader.sinとamss_fs_akane.sinを
LT18i 4.1.A.0.562のftfを開いて追加します。
その後ftf内のamss_fs_ayame.sinを削除してください。

2. ファイルを変更したLT18i 4.1.A.0.562のftfをFlashToolで焼きます。
root取得のためカーネルだけを焼くので、Wipeは全てチェックを外し、
ExcludeのほうはExclude kernel以外にチェックを入れてください。


3. IS11Sを起動し、設定で提供元不明のアプリ、USBデバッグにチェックを入れてください。
Rooting Toolkitのために必要です。

4. Rooting Toolkit for Xperia 2011 ICSのrunme.batを実行します。
画面の指示に従いroot取得完了してドロワーにSuperuserがあることを確認してください。

5. カーネルを元に戻します。
ファイルを変更したLT18i 4.1.B.0.587のftfでカーネルだけを焼きます。
先ほどと同じくWipeは全てチェックを外し、
ExcludeのほうはExclude kernel以外にチェックを入れてください。


6. 焼いた後起動すれば完了です。

ちなみにこのままではフォントがおかしいのでXperia ZからMTLmr3m.ttfをコピーするなどして
日本語フォントを/system/fontsにコピーしてパーミッションを644にすると
ちゃんとした日本の漢字で表示されるようになります。

リカバリーはClockworkMod-Based Recovery with cray_Doze Mod for Xperia
をインストールすると使えます。

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